車中泊旅6日目は、雨の湯布院。
大分県の温泉街で日帰り温泉と、金鱗湖までにある食べ歩き名所、湯の坪街道を観光しました。
朝の湯布院を旅行する際の参考になっている内容ですので、最後まで見ていただければ幸いです。
Contents
湯布院について
湯布院は地図で言えば、大分県のちょうど中心の場所。
大分市と別府市の間に挟まれる形です。
由布岳のふもとに温泉地が広がっています。
目抜き通りの「湯の坪街道」には、カフェやレストランが軒を連ね街並みは風情があります。
「1度は行ってみたい観光地」として人気が高く、特に女性人気が高いそうです。
アクセス方法
阿蘇観光からやまなみハイウェイで湯布院へ
ここからは実際のルートでお伝えしていきます。
前日の阿蘇山・噴火口見学からやまなみハイウェイを使い大分へ。
天候はあいにくの雨。
しかし、早朝からでも入れる日帰り温泉を目当てにまずは由布院駅を目指します。
駐車場はタイムズの湯布院第2。
駐車場料金が時間制でなくこの辺りでは一番安いことと、朝ごはんのとれるレストランが近くにあることでこちらに決定。
有料駐車場は、他にもたくさんありますし駅前にもあるので車で観光の人も安心です。
というわけで前日に続き、ジョイフルで目玉焼き納豆朝食(482円)をいただきます。
ドリンクバー付きでこれはありがたいです。
現在の時刻は8:30。
この日は別府にも行く予定ですので、めぼしい観光場所と日帰り温泉を駅前の観光案内所に相談しに行きます。
湯布院が初めての方は駅前の観光案内所へ
駅のすぐそばに観光案内所「由布市ツーリストインフォメーションセンター」があります。
初めての方はこちらの利用をおすすめします。
1Fでは予定滞在時間や移動手段に合わせて、観光名所やこの時間に空いている温泉を丁寧に教えてくれました。
2Fでも近隣の観光エリアのパンフレットが置いてあり、ここで今後の予定を決めるのも面白いかもしれません。
2Fからは由布岳が見えます。
由布岳に向かってイスも用意されているので、混雑するまで眺めてから出発です。
駅前から”金鱗湖”までは見どころがいっぱい!
観光案内所では、「湯の坪街道」を歩いて「金鱗湖」まで向かい「ぬるかわ温泉」で日帰り風呂にするプランの提案があり、そのルートで散策。
駅前通りから真っすぐのところに由布岳がそびえたっています。
晴れていればもっといい景色が見られたのは、少し残念です。
湯布院の目抜き通り「湯の坪街道」へ!
駅前通りから、国道に出るひとつ前の道を右に曲がると「湯の坪街道」に進みます。
ここは湯布院の目抜き通りで、食べ歩きにはもってこいですね。
お店はお土産からアイスクリーム、カフェにレストランと紹介しきれないほどバラエティに富んでいます。
駅前から約10分の湯の坪街道は、全長800mの中に30以上のお店があるので予算がいくらあっても足ません。
ここはもしかしたら夜に来た方が楽しめるかもしれませんね。
この日は11月の平日、しかも雨にもかかわらず人出が結構ありました。
人気の観光地なのもうなずけます。
フローラルヴィレッジは英国風のミニテーマパーク!
湯の坪街道の中心より、少し金鱗湖側には一風変わった街並みが。
「フローラルヴィレッジ」はイギリスの街並みを再現したミニテーマパークです。
敷地は決して広くなく、小じんまりとした感じですがかえっていい雰囲気です。
お店にはジブリやポケモンのグッズのほかに、ピーターラビットやムーミンなど街並みにあったグッズも置いてあります。
他にも敷地内では、いろんな動物が見られます。
「ハリーポッター」でポッターが飼っていたフクロウと同じ種類のフクロウがいるだけではなく、ローブと杖の衣装を借りてワシミミズクとの記念撮影もできるそうです。
「不思議の国のアリス」をイメージした猫カフェでは、ヒョウ柄のベンガルキャットと触れ合えたりもします。
リスやヤギなど他にもさまざまな動物がいますが、なんと入場料は無料。
これは雨が降っててよかったと実感します。
晴れていたり、朝じゃなかったら混雑でゆっくり撮影や散策は難しかったと思います。
敷地内には素泊まりのホテルもあります。
かけ流しの温泉があるそうですが、宿泊者専用。
また、宿泊者は開園前の園内で写真撮影ができるなど、メルヘンチックな写真を存分に撮りたいって方は選択肢にしても面白いでしょう。
霧の金鱗湖は雨でも人がいっぱい!
湯の坪街道の終点から、少し逸れた所に「金鱗湖」があります。
由布岳の下にある湖で、湯布院を代表する観光スポットです。
この時期の早朝であれば、霧に包まれた幻想的な景色を見せてくれるそうです。
金鱗湖には温泉地の影響か、冷たい水と暖かい水が同時に湧いているそうで、これが霧を発生させやすくしている一因と考えられています。
湖には散策路があり、天気が良ければ散策にはピッタリかもしれません。
雨にもかかわらず、ここにもたくさんの方が訪れていて撮影を楽しんでいました。
朝でも入れる日帰り温泉は2つ!今回はぬるかわ温泉!
さて、湯布院観光のもう一つの目的の日帰り温泉です。
今回は金鱗湖の近くにある「ぬるかわ温泉」にお世話になりました。
入浴料は600円。
何より営業時間が朝の8時からだったのがうれしいです。
泉質は単純泉。
さらっとした湯で気持ちがいいです。
露天風呂だったので雨に降られながら湯につかるのも、風情があって個人的には結構好きです。
もう一つ、早朝から入れる日帰り湯は「乙丸温泉館」です。
朝の6:30から営業している共同浴場です。
入浴料は200円。安い!
湯布院の駅前通りにあるので、駅に戻る方はこちらの方がいいかもしれません。
ただ、観光案内所の情報では、相当な熱い湯らしいので気を付けてくださいね。
観光所要時間は2時間前後!
ぬるかわ温泉を出たのが10時前後。
そこから駐車場まで歩くので、このルートで観光するのであれば所要時間は約2時間ほどになるでしょうか。
天候や混雑次第では変わってきてしまうと思いますが、初めて行かれる方の参考になればうれしいです。
湯布院は、雨の日でも十分に楽しめる温泉地でした。
大分、九州旅行ではぜひ選択肢に入れてみてください!
ここまで見ていただきありがとうございます!
次回は別府温泉地獄めぐり。
近い場所で特徴がまるで違う地獄が7つ。
その全部を観光してきたので、ぜひ見ていただければ幸いです。