秋が始まりました。秋と言えば紅葉です。
この記事では、東京在住の私がこれまでに行ったことのある紅葉スポットを5つに絞って紹介します。
関東の定番から北陸地方の秘境までを、アクセス方法を含めて紹介していきますので最後まで見ていってください。
Contents
関東の定番紅葉スポット 栃木県日光の紅葉
まずは関東の定番、日光の紅葉を紹介します。
日光市は栃木県の北西部に位置する市。関東の地町村では最も面積の広い市でもあります。
関東で紅葉と言ったらここを挙げる人は多いでしょう。
日光の紅葉スポット
日光は紅葉スポットが数多く存在し、1日かけて紅葉を楽しむことができます。
写真の「竜頭ノ滝」をはじめ、「戦場ヶ原」「湯滝」「いろは坂」「中禅寺湖」「日塩もみじライン」などが有名です。
私個人では「湯滝」が一番のおすすめスポットです。
滝壺側から滝を見上げるように紅葉を楽しめるのですが、ビューポイントが滝の目の前で迫力がありますし、両脇の紅葉と滝の水とのコントラストが美しいです。
例年の見ごろは10月中旬頃
例年の見ごろは10月初旬から中旬。
上記の写真2枚はどちらも、2022年10月23日に撮影したものです。
日光の紅葉スポットは高低差があり、また範囲も広いため紅葉を楽しめる期間が少し長めです。時期や天候に恵まれれば楽しめるでしょう。
追記、個別記事を作りました。参考にしてください。
アクセス方法
湯滝までの行き方を紹介します。
東北自動車道から日光宇都宮道路へ入る。
最終出口の清滝ICで一般道、国道120号線へ。
川沿いに進むと「いろは坂」の入り口へ到着するのでそのまま登っていきます。
いろは坂を登り切りT字路の交差点を左へ。
中禅寺湖、龍頭ノ滝、戦場ヶ原を越えしばらく進むと湯滝の駐車場(500円)
への入り口が左に見えます。
群馬県伊香保温泉 石段街と河鹿橋
次は、群馬県にある伊香保温泉です。
伊香保温泉は榛名山の中腹にあり、鉄分を多く含む泉質で、黄金の湯(こがねのゆ)なんて呼ばれたりもしています。
実際に試飲できるところもあるのですが、かなり鉄臭く独特の味がするので初めての方は舐める程度にした方がいいでしょう。
伊香保温泉の紅葉スポット
有名な紅葉スポットは河鹿橋(かじかばし)があげられるでしょう。
石段街を登り切った一番奥にその橋があり、濃い朱色の欄干が特徴です。
夜にはライトアップされることもあるほどの有名スポットで、群馬県では第3位になったこともあるほどの人気です。
例年の見ごろは10月下旬頃から
例年の見ごろは10月下旬=11月中旬まで。
写真は2枚とも2022年11月6日に撮影しています。
おススメのまわり方は、石段街をお土産屋や饅頭屋などを見物しながら登っていき、登り切った先の河鹿橋を目指すルート。
石段街は365段ほどありますが、道幅は広いところも多く、手すりなどもしっかりしているため、ゆっくりと散策がてら登っていくのがいいでしょう。
アクセス方法
石段街の有料駐車場までの行き方を紹介します。
渋川伊香保ICで高速を降り、35号線方面へ。
33号線方面へ左折。(看板に伊香保、榛名山と出てきます)
左折後、約20分ほどで石段街が見えてきます。
駐車場は右手側、台数は結構ありますがピーク時には混雑が予想できます。
早い時間の散策が無難でしょう。
静岡県川根本町 寸又峡の紅葉
続いては静岡県の川根本町にある寸又峡(すまたきょう)の紅葉です。
寸又峡は静岡県の最北部、南アルプスの入り口に位置しています。
また、近くには大井川鉄道や寸又峡温泉などの観光スポットもあり、アクセスは大変かもしれませんが1日をここで過ごすこともできるのではないでしょうか。
寸又峡 夢のつり橋
寸又峡の紅葉スポットは夢のつり橋です。
ダムにかかる長さ約90m、高さ約8mのつり橋は、夢のように幻想的であることと、渡る時の怖さで悪夢を見そうだという2つの意味を持っているそう。
1度に何人も渡れるわけではなく10~11人が限度で、人が渡り切るたびに誘導員に案内されて初めて、橋に足をかけることができます。
過去には世界の徒歩で渡れるつり橋の10選にも選ばれています。
見ごろは11月中旬ごろ
つり橋近くの紅葉の見ごろは11月中旬から12月初旬。
写真はどちらも2021年11月14日。
つり橋の下はダム湖なのですが、雨が降ってしまったり気温が高くなったりすると、写真のようなエメラルドグリーンは見られないようです。
紅葉の時期と、ダム湖の水がきれいな時期が重なっているからこその景色なので静岡県内でも有数の紅葉スポットなのでしょう。
アクセス方法
第1駐車場までの行き方を紹介します。
島田金谷ICを降り、寸又峡、川根本町方面へ。
50分ほど大井川沿いを走りながら、77号線へ。
山道に入りそのまま3,40分走れば第1駐車場に到着。
山道からはすれ違いが困難所も多いので注意。
・第1駐車場からつり橋までは50分ほど歩きます。
・つり橋はピーク時には混雑が予想されます。私はこの日は渡るまで1時間10分ほど待ちました。
・つり橋は一方通行で、つり橋の先には300段ほどの急な階段もあります。動きやすい服装や靴が必要になります。
草津温泉 西の河原温泉
4つ目のオススメスポットは、草津温泉になります。
草津温泉は日本の3大温泉としても有名です。
西の河原温泉からの紅葉
草津温泉のオススメ紅葉スポットは、西の河原温泉(さいのかわらおんせん)です。
この写真は西の河原公園からのものですが、正面の山を見ながら露天風呂に入ることができます。ホームページ→-草津温泉-西の河原露天風呂|トップ (sainokawara.com)
なんといっても開放感があり、360度自然に囲まれながら湯船につかることができます。また、湯船が全て露天風呂で広さがあるので場所ごとに温度が違うところが多く、好みに合わせて楽しむことができるでしょう。
夜はライトアップもあり、昼とはまた違う景色が見られそうです。
西の河原温泉は洗い場がないので注意してください。
見ごろは11月上旬から下旬
草津温泉の見ごろは11月上旬から下旬。
上の2枚は、2022年11月6日のもの。
草津温泉はもちろん紅葉だけでなく、温泉街の散策も楽しめるものとなっています。
その日の気温に合わせて、先に温泉に入り散策をするのか、最後に汗を流してから帰路につくのか考えるのも楽しみの一つかもしれません。
アクセス方法
渋川伊香保ICから一般道で約1時間半。
145号線と292号線を経由して到着します。
駐車場は、西の河原温泉駐車場がおすすめです。
駐車場自体が広く、またありがたいことに無料です。
温泉にもっとも近い駐車場ですので、寒い時期は湯冷めせずに車まで戻ることができます。
黒部の秘境 トロッコから見る紅葉
最後は少し変わり種を紹介します。
富山県の宇奈月温泉から出る、トロッコに乗りながらの紅葉巡りです。
黒部峡谷トロッコ列車
こちらは宇奈月温泉から、終点の欅平駅までの紅葉をトロッコに乗りながら楽しむルートになります。
以前紹介した黒部立山アルペンルートは長野側から、今回は富山県側からのスタートです。
トロッコ列車は始発から終点まで、約1時間20分ほど。
ダムや発電所などの横を抜け、峡谷を奥へと進んでいきます。
エメラルドグリーンの湖や、峡谷と呼ばれるほど切り立った山の紅葉など、絶景が多く乗車時間はそれほど長く感じないかもしれません。
終点の欅平にも観光スポットは多くあります。
猿飛峡や河原近くの足湯などがありますが、1番印象に残ったのはこの人喰岩(ひとくいいわ)です。
岸壁が、人を飲み込むように見えるほどえぐれており迫力があります。
トロッコ列車の運賃は、終点の欅平との往復で3960円。
見ごろは10月中旬から11月上旬
例年の見ごろは11月上旬ごろまで。
写真は、すべて2022年11月12日のものです。
アクセス方法
北陸自動車道、黒部ICから車で約20分。
駅前の駐車場(1000円)から徒歩2,3分で宇奈月駅に到着。
公式ホームページ→黒部峡谷鉄道トロッコ電車≪公式ページ≫~エメラルドグリーンの絶景を~│黒部峡谷鉄道トロッコ電車 (kurotetu.co.jp)
まとめ
いかがだったでしょうか。
紅葉の進み具合は、毎年変わってきます。
公式ホームページで情報収集をしたうえで、例年とのズレがあるかもしれないので、現地のライブカメラなどで雰囲気を掴んでおくのがオススメです。
これから紅葉狩りの計画を立てる方の参考になれば嬉しいです。