今回は奥多摩湖周辺の日帰り観光とドライブを楽しんだ時の様子を記事にしました。
奥多摩湖までの行き方、観光の為の駐車場の案内やランチの様子も紹介します。
奥多摩湖でランチをした後に奥多摩周遊道路をドライブ、最後は瀬音の湯で温泉に入るルートで回りました。
半日で回ったルートを順番に伝えていきますので最後まで見ていってください。
Contents
アクセス方法
圏央道の青梅IC、もしくは日の出ICから一般道でどちらも約1時間。
交通機関利用の場合は奥多摩駅からバスで15分ほど。
車の場合は、ツーリングのバイクや山登り、トレッキングの歩行者などをよく見かけましたので、走行の際は注意が必要です。
奥多摩湖に到着 ランチとダム見学
奥多摩湖に到着。
時刻はちょうど正午になったところでした。
前回の記事の、日原鍾乳洞観光の後にここへ立ち寄りました。
奥多摩 水と緑のふれあい館
まずは食事をするため、水と緑のふれあい館にやってきました。
食堂はここの最上階。大きな窓から奥多摩湖を一望しながら食事ができます。
カレーうどんをいただきました。
思ったよりも量があり、食べるのに少し苦労しました。
カレーうどんのほかにも、定食やオムライス、各種そばやうどんも食べることができます。
食堂のとなりはお土産も兼ねた売店があり、こちらでは窓際でアイスクリームなどを食べることもできます。食後にはちょうど良いかもしれません。
ふれあい館では食事以外も楽しむことができます。
ここは1フロアが民俗資料館のようになっていました。
当時の伝統芸能の様子や、文化財の展示なども紹介されています。
他にも、近くを通ると再生される四季の移り変わりを映像にしたものや、
ダムの様子や奥多摩の自然を、立体映像で紹介してくれる3Dシアターなどがあります。
館内は円形のホールになっていて、中央は天窓があり外周にこういった展示室などが設けられています。
この日は、子供連れの家族もよく見かけられました。
食事目的で立ち寄りましたが、単なる食事処ではなく歴史や文化を伝えてくれる施設だったのは嬉しい誤算です。
初めて奥多摩に行くという方は、ここで軽く知識を身につけてから観光をしてみてはいかがでしょうか?
小河内ダムを見学
腹ごなしをかねつつ、小河内ダム(おごうちだむ)を見学します。
まずは正面に見えるえん堤と、展望塔を目指して歩きます。
ダムの展望塔です。
ふれあい館から10分ほどで到着します。
ダムは思ったよりも大きく、ここまで距離があるので注意です。
展望塔の3階からは、水位の違いがはっきり分かるポイントがあります。
右側は山側の自然を、左側は併設されている水力発電所の谷側になっています。
谷側からはダムの大きさが実感できます。
ダム下からは高さが100m以上あるそうで、えん堤から直角に建てられていることもあり、ちょっとしたスリルを味わえます。
ここの標高は530m。
山に囲まれていることもあり、東京であることを忘れてしまいそうです。
2階にはダムのジオラマや、歴史を紹介したパネルなどもあります。
奥多摩湖の気温が、都心と比べ平均4℃ほど低いこと、奥多摩湖の水は東京で使われる水の量の約40日分であること、竣工当時は上水道の貯水池としては世界最大規模だったことなどを、音声を交えながら紹介してくれます。
展望塔からさらに奥には、建設工事で亡くなった方の慰霊碑もあります。
今では当たり前のように水道を使うことができますが、過去に少しだけ思いを馳せてみるのも必要かもしれません。
奥多摩周遊道路をドライブ
ここから奥多摩周遊道路をドライブします。
奥多摩周遊道路は全長約20kmで、昔は有料道路だったそうです。
ふれあい館駐車場から、奥多摩湖沿いの国道をしばらく走ると三頭橋が見えてきます。
左折し橋を渡り、再度左折すれば周遊道路のスタートです。
1番の眺望ポイント 月夜見第一駐車場の展望台
写真は月夜見第一駐車場で、個人的にはここが一番の眺望ポイントだと思います。
周遊道路には、数多くの駐車場がありますが、湖とダムがくっきり写せたのはここが1番でした。ここよりも標高の高い駐車場はありましたが、時期的なものがあるんでしょうか、枝が高くて良く見えませんでした。
周遊道路は、過去に有料道路だったこともあり道路はきれいで走りやすいです。
片側一車線ですがきつい坂が多くなく、カーブも緩やかなものが多いからです。
しかし注意点も多くあります。
注意点1 閉鎖時間がある
注意点2 ロードバイクが見えづらい
注意点3 制限速度 40キロ
秋川渓谷の温泉 瀬音の湯でうる肌に
さいごに歩き回ってかいた汗を流しに行きます。
月夜見第一駐車場から約1時間。
瀬音の湯に到着です。
ぬるぬるの湯の露天風呂と、内風呂にも大きな窓
奥多摩周遊道路から、檜原街道を走ると看板が出てきますので、入り口には迷わないでしょう。
瀬音の湯は温泉以外にもレストランや足湯、直売所があり、少し離れた所には宿泊所もあります。
今回は、温泉の利用のみ。
入浴料は1000円。
洗い場にはシャンプー、ボディソープ等、一式揃っておりタオルのみの持参でOKでした。
びっくりするほどぬるぬるのお湯はアルカリ性で、phは10.1もあります。
10を超える温泉は珍しいかもしれません。
浴場は大きな窓で開放感があり、露天風呂からは外の自然を間近に感じられます。
内湯も大きな窓のおかげで、露天風呂と変わらない景色を見られました。
露天風呂の近くにはサウナもありましたが、外気浴ができるスペースはあまり広くないので利用の際は混雑状況を見てからの方がよさそうです。
休憩所でコーヒー牛乳を飲んだ後、直売所も少し物色。
お土産以外にも餅や団子など、バラ売りしていたのはありがたかったです。
頂いたのは枡屋の酒饅頭。
とにかく生地がいい匂いで、中のあんこも甘すぎなくてとてもおいしいです。
最後の1個だったのでお土産にはできなくて残念。
まとめ
いかがだったでしょうか。
前回の日原鍾乳洞と今回の奥多摩周遊からの温泉は、時間的な余裕も多く1日で回ることが十分可能なルートだったと思います。
鍾乳洞見学が10時20分スタート、温泉から出て酒饅頭を食べていた時が15時20分でした。
都心からそこまで遠出せずに大自然を満喫できること、何より疲れていても帰路がそこまで辛くならない可能性を考えると旅行にあまり慣れていない方にもお勧めできます。
ここまで見ていただきまして、ありがとうございました。
この記事が参考になったならとても嬉しく思います。