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秋の那須高原!殺生石とロープウェイで茶臼岳登山のオススメルート!【那須日帰り旅行①】

今回は那須高原を日帰り旅行してきました。
硫黄のにおいが漂う殺生石と茶臼岳のロープウェイでの観光の様子を紹介します。

首都圏からのアクセスも良く、家族での旅行やリゾート地としても人気の那須高原。
そこまでのアクセス方法を交えつつ、見所などが少しでも伝われば幸いです。

硫黄のにおいが漂う殺生石

アクセス方法

東京都の自宅から車で約2時間半
東北自動車道の那須ICで一般道へ降り、那須街道へ。

那須街道をおよそ20分ほど走れば駐車場があります。

殺生石正面の駐車場は駐車できる台数が少なめです。
いっぱいだった際は、反対側の川沿いにある県営の駐車場を利用することも考えた方がよさそうです。

殺生石の名前の由来


殺生石周辺に近づくにつれて硫黄のにおいが強くなっていきます。
活火山である茶臼岳のふもとにあるこの殺生石の周辺は、今も有毒なガスが絶えず噴出しています。

殺生石の名前の由来もこの有毒ガスを吸った動物などの命を奪うことからつけられました。
最近でもイノシシの死骸が見つかったそうです。


また殺生石は九尾の狐の伝説も有名です。

中国で悪さをした狐が美女に姿を変え、日本に渡りここで討伐をされ殺生石に姿を変えたというものです。
玉藻の前の名前の方が有名でしょうか。

昨年には石が二つに割れているのが発見された際にも慰霊祭が行われたそうです。

殺生石の観光歩道を少し歩くと、隣に温泉神社もあります。
那須与一とのかかわりのある神社で必勝祈願のご利益もあるそう。

隣には九尾稲荷神社もあります。

滞在時間はゆっくり回って30分ほど。
殺生石観光の際は合わせて見てみてはいかがでしょうか?

那須ロープウェイで茶臼岳登山

アクセス方法

殺生石から車で約20分。
那須高原線をそのまま山の方へ走ると山麓駅に到着します。

9月の末の観光でしたが駐車場がいっぱいで出てくる車を待つ必要がありました。
観光シーズンのピークは紅葉の時期だと思われるのでその際は注意してください。
また、平地とは気温差があるうえ初心者向きの登山道とはいえ準備はしっかりとした方が良いです。

那須ロープウェイで山頂駅へ


那須ロープウェイはスタートの山麓駅の時点で標高が1300mを越えています。
この辺りですでに肌寒さを感じます。


こちらはロープウェイからの景色。
所要時間は約5分ほど。
残暑が厳しい時期だったとはいえ、山頂に近づくにつれて少し色づき始めています。

山頂駅に到着。

ロープウェイは20分ごとに運行していて往復の料金は1800円です。

ロープウェイ駅からの景色を堪能しつつ、登山開始


こちらはロープウェイ駅の展望スペースからの景色です。
気温はさらにぐっと下がり風も強くなりますがここからの景色は最高です。
登山をせず、この景色のためにロープウェイを利用する人もいるほどです。

駅内には軽食スペースがありこちらでそばをいただきました。
この景色を見ながら食べることもできます。

登山道にはトイレがないためここでお手洗いを借りて登山開始です。


登山道は傾斜もそこまできつくなく歩きやすいほうだと思います。
ただ砂利が多く滑りやすいので歩幅を小さくして歩いた方がいいでしょう。

山頂方面ではなく牛ヶ首方面へ


歩き始めて20分ほどで牛ヶ首方面と山頂方面への分岐があります。
この日は高くなるにつれて雲がかかる所が多く、山頂を回るように散策できる牛ヶ首方面へ行きました。


こちらのルートの方でも山頂の溶岩が吹き出た形のまま固まっているのがわかるほど、盛り上がっていて見ごたえがあります。
また、こちらのルートは道幅は狭いものの高低差は少なく歩きやすいのはおすすめポイントです。


牛ヶ首に到着。
大体歩き始めて50分ほどでしょうか。

ここには休憩用のベンチなどが用意されている事と、山頂と山間の中間に位置していることもあって一息ついている間も楽しめるのではないでしょうか?

少し奥まで、無間地獄を観察


牛ヶ首からで休憩していると、山の反対側にやや白い煙が立ち上るのが見えたので裏まで回ってみることに。

大体5分ほどでしょうか、噴き出しているところに最接近できます。


茶臼岳が活火山であることを山頂付近でも感じることができます。
手前に黄色くなっているのが噴出した後の硫黄の結晶。

殺生石付近で見た硫黄の色よりもさらに濃くなっています。

匂いも強かったのですが、それよりも吹きだしている音が風が吹いている山間でもはっきりと聞こえます。


茶臼岳は山頂の周りをぐるっと一周できる登山ルートもあります。
写真は無間地獄からさらに奥を映したもの。

山頂までの登山では来た道を戻ることになってしまいますが、山の裏側に向かうたびに違う景色を見られるのはこのルートをお勧めできる理由の一つです。

今回の旅ではこの1枚が一番気に入っています。


この付近では少しではありますが紅葉が進んでいるのがわかります。
夏の深緑がほんの少しだけ黄色くなり、それが谷に向かって同じように連なっていました。

比較的歩きやすい山道、遠くまで見える山脈、首都圏からのアクセスが容易なことなど那須高原が関東屈指の紅葉スポットだということに納得しました。

全体での所要時間は2時間ほど。
ゆっくりと景色を見ながら歩きましたが、時間も起伏も私にはとてもちょうどよい塩梅でした。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか?

今回の記事では日帰り旅行の午前中を中心に紹介しました。
最後に少しだけ注意点をまとめます。

茶臼岳観光の際は気温差や強風が吹くこともあり、最悪ロープウェイが運行中止することもあります。
出発前の天気予報の確認、服装や靴などの準備は怠らないでください。

また、殺生石と茶臼岳どちらもですがペットをお連れの際は細心の注意が必要です。
茶臼岳は犬も一緒にロープウェイに乗ることができます。
ただし硫黄の吹き出しているところは人間には害が少ないですが動物には毒になる可能性があります。

紅葉シーズン前後のロープウェイは混雑が予想できます。
こちらは公式のツイッター(X)で最新の混雑情報も発信してくれるそうなのでチェック。

以上になります。

次の記事では午後に観光したルートを紹介します。

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おかけん
30代男性。東京在住。旅行、ゲーム等が趣味。 私が行った旅行先を中心に紹介していきたいと思いブログをはじめました。 そのうち旅行以外の事もブログに書きたいと思っています。 X(旧Twitter)などでブログの更新の際にはポストしますのでフォローしてもらえると嬉しいです。