立山・黒部の日帰り旅行の下山編になります。
渋滞や混雑に巻き込まれないように早めの行動をしていきましたので、今回も午後に入ってからすぐに帰路についていきます。
ただ帰るだけではもったいないので行きとは違うルートを選択。
面白いサービスエリアを発見することができたのでそちらも紹介していきます。
Contents
早めの下山のため再度、黒部ダム方面へ
立山の散策を2時間ほど終えたあたりでそろそろ帰りのことを考えなくてはなりません。
この日は暑くも寒くもなく、正直日が暮れるまでずっと居たいと思いましたがそうはいきませんね。
都内にある自宅まではどんなにスムーズにいったとしても4時間以上はかかりますから。
名残惜しいですが景色を目に(ついでのスマホのフォルダにも)焼き付けてバス乗り場へ戻っていきます。
ここに来た際は湧き水ポイントがあるので是非ひとくち飲んでほしいです。
冷たさもありますが雑味がほとんどなくすっきりとした味わいですが、何よりこの景色を見ながらですのでよりおいしく感じられます。
ペットボトルにつめてからもと来た順路で帰っていきます。
下りのロープウェイは行きとは違う景色を
トロリーバスからロープウェイを使って下っていきます。
時刻は12:40。早めの帰路ですがそれでもロープウェイは1便目は満員。
20分ほどの待ち時間ですが乗ることができました。
もしかしたら富山県側から黒部ダムに行く方のピークの時間帯なのかもしれません。
上りもよかったですが下りもやっぱりいい景色を見られました。
太陽の角度が変わってきているので午前中より明るく見えているのはそのおかげでしょうか?
私と同じルートで観光する方は、ロープウェイはどちらも進行方向の右か左どちらかの窓際を確保するのをオススメします。
ロープウェイは混雑している可能性が高く、そう簡単には移動できないかもしれないからです。
あらかじめ見られる方向を限定しておいた方が、より景色を楽しむことができるのではないかと思っています。
2回乗るチャンスがありますが乗車時間は結構短いですし、何より左右で景色が全く違っているので見られないのはもったいないと思います。
行きとは違うルートで東京方面へ
この後はケーブルカー、ダムのえん堤を歩いていき最後は電気バスに乗り換えて扇沢駐車場戻ってきました。
この後は帰路につくだけなのですが帰りの予想時間が4時間ほど。
せっかくなので行きとは違うルートで帰ることに。
山道をドライブしながら麻績ICを目指す
行きは中央道経由でしたので、帰りは山道を経由しながら麻績ICを目指し、長野道、上信越、関越と走っていきます。
麻績って「おみ」と読むのがわからず、ICをナビに打ち込むのに苦労したのは秘密です。
仕事で都内ばかりトラックで走っているので、何もなくても信号の少ない山道を走っているだけで気分が良くなります。
ここまでまとまった食事を摂っていなかったので走りながら探していたのですが、大町に入ってからは昼営業の飲食店がほとんどありませんでした。
こちらの明日香荘は営業はしていたのですが温泉のみ。
信州そばも楽しみにしていたのですが下調べ不足でしたね。
高速道に温泉!?佐久平SAで日帰り露天風呂
麻績ICから約1時間半。
時刻は16:30。
麻績ICからすぐのPAで食事をとった後は上信越道を走っていきます。
食後の休憩中に日帰り温泉を調べていると面白い施設があるのがわかりました。
佐久平SAに高速道路からアクセスできる日帰り温泉があるということなので寄ってみることに。
写真は高速の駐車場。ここからのエスカレーターで頂上の温泉施設へ向かいます。
中の様子です。
これまで高速道路から道の駅への一時退出をしても料金が変わらない所があることは知っていましたが、こちらは高速道に車を停めたまま出られるので驚きました。
こういった施設は初めてです。
温泉施設はこんな感じ。
この「みはらしの湯」の施設の一部だそうで、他にも夏はキャンプ場やレジャー施設、冬はスキー場になったり一年中楽しめる施設になってます。
露天風呂からはこの写真と近い角度で景色を見ながら入浴できます。
正面180度どこを見ても立派な山が見られ、北アルプス、八ヶ岳連峰、さらに秩父の方まで見られるくらいの眺望でした。
佐久平SAは海からは相当離れているのですが、泉質はナトリウム。
しょっぱく感じますがべたつく感じはなく少しぬるぬるした感触でしょうか。
源泉は冷たく20℃くらいしかないので、温めなおしてから温泉として利用しているそうです。
角度を少し変えるとこのような景色が。
正直、日が暮れるまで見ていたい気持ちが湧いてきましたが自宅まではまだまだ距離があるので仕方なく車に戻ります。
みはらしの湯には食事処やトレーニングジム、岩盤浴なんかもあったのでここだけで1日過ごせそう。
食事我慢してここのレストランで信州そば食べればよかった・・・。
お風呂からも見られたのですが現実逃避してみて見ぬふりを。
時刻は17:30。
エスカレーターを下っていくほど現実を突きつけられましたが覚悟を決めて帰ります。
幸い?この渋滞は工事渋滞ですぐ抜けられたのですが、ここで時間が掛かり首都圏の方では長い渋滞に引っかかってしまいました。
結局、都内の自宅には21:00少し前に到着。
ドライバーが2人いてよかった・・・。
アクセス方法
まとめ
ここまで見ていただきありがとうございました。
今回の旅行は特に見どころが多かったので、記事を3つに分けましたがいかがでしたか?
さいごに、この日帰り旅行での注意点などをまとめたいと思います。
様々な人数や状況での旅行になると思いますので、私が感じた範囲でお伝えします。
参考にしていただければ幸いです。
マイカーでの場合はドライバーは2人以上がおすすめ
都内からの出発の場合始発のバスに乗るためには3:00前には出発の必要があります。
渋滞に巻き込まれることはないとは思いますがノンストップでも4時間以上は確実にかかるでしょう。
また、帰りの方が重要でおそらく天候の良い日に黒部立山に向かうことになると思いますが、他の方も考えることは同じで出かける人が増えて渋滞が発生しやすくなります。
今回はトータル9時間以上の運転になりましたので複数人の運転手は必要かもしれません。
平地との寒暖差と食事処
これは最初の記事との繰り返しになってしまいますが、かさばらない程度に防寒の準備は必要です。
都内との気温差は10℃以上、さらに室堂など高地に行けばなおさら気温は下がってくるでしょう。
ネックウォーマー、ニット帽、手袋、歩きやすい靴などはもちろん、散策を目的の一つにするなら脱ぎ着しやすい薄めの上着なども必要になってくるでしょう。
また食事も満足に取れない可能性があります。
黒部ダム、室堂、ロープウェイの黒部平にはレストランもありますが混雑している場合は入ることが難しいかもしれません。
また、混雑を避けるために早めの行動をとっていた場合には営業時間前ということもあります。
幸い、最寄りのICから一般道で40分ほどかかるので途中のコンビニ等で準備することができます。
かさばらない程度に菓子パン、ビスケットなどいつでも食べられるようなものが好ましいでしょう。
行楽シーズンは混雑が予想されること
今回で2回目の黒部立山観光でしたが、明らかに今回の方が人出が多かったです。
紅葉シーズンの休日ということもあって始発のバスから定員がいっぱいになるほどです。
今回は時間をきっちり決めてどう回るかを考えながら行動していったのですが、早めの帰路でもロープウェイでは2便分待つことになりました。
オススメは平日に来ることです。
前回は平日でしたが団体と被ることがなければ乗り物で長く待たされることはなかったです。
とはいえ、乗り物以外のところでは広いエリアを見て回ることになるのでそこまで気にならない人もいるかもしれませんね。
ライブカメラで現地の映像を確認
黒部立山アルペンルートでは、ありがたいことにライブカメラで現地の映像を確認することができます。
黒部ダムでは写真と似た角度から、室堂では遊歩道全体を映している景色を。
今回のように紅葉を観光の中心と考えていたり、春先の室堂周辺の雪の状況などの情報は貴重です。
天気予報と実際の景色は、自分のイメージと離れていることもあるので確認はしておいた方が無難です。
この日の予報は曇りでしたが、体感では晴れとそう変わりはありませんでした。
今回は弾丸日帰りでの黒部立山観光でしたがいかがでしたか?
正直オススメできるようなプランではありませんが、日帰りという制限の中ではよくできた方ではないかと思っています。
現地では待ち時間に同じく東京から来られた方と少しお話ができましたが、前日に富山で一泊をし、室堂から黒部ダム、長野方面へと抜けていく予定だと言うことでした。
時間に余裕がある場合にはそちらの方が現実的かもしれませんね。
黒部立山アルペンルートは天候にさえ恵まれれば、後悔する人はいないんじゃないか?と思わせるほど素晴らしいところです。
自宅からの距離がある方もいるでしょうし準備が必要なこともありますが、まだの方はぜひ1度行ってみてはいかがでしょうか?
以上になります。
最後まで見ていただきありがとうございました。