一週間車中泊旅行、福岡編になります。
九州最大級の規模を誇る太宰府天満宮と、ガラス張りの建物が印象的な九州国立博物館を観光しました。
一年中、観光スポットとして人気の太宰府天満宮を中心にアクセス方法や見どころ、食べ歩きポイントや全体の所要時間などを、実際に回ったルートで写真を使いながら紹介していきます。
九州の旅行や観光の行先に悩んでいる方の参考になる内容になっていますので、ぜひ最後まで見ていってください。
Contents
太宰府天満宮って何?
太宰府天満宮は、学問の神様としても知られる菅原道真を御祭神として祀る九州を代表する観光地のひとつ。
全国約1万2000社の総本山でもあります。
天神様の愛称でも呼ばれる太宰府天満宮は学生、受験生などが多く訪れます。
この日も修学旅行と思われる学生の団体に出会いました。
アクセス方法
太宰府ICから約6km、10分ほどの道のり。
駐車場は太宰府駐車センターがオススメ。
大型バスが入れるほど大きな駐車場なので運転中でもすぐ目につくと思います。
普通車1回500円。
吉野ケ里遺跡から約1時間ほどの道のり
この日の午前中一番の吉野ケ里遺跡観光を終え、高速道路を使い約1時間ほどで駐車センターに到着。
平日にもかかわらず交通量が多く距離にしては時間が掛かりました。
前回の観光はこちら↓
太宰府に到着!思ったよりも観光客が多い!
駐車場からは5分ほど。時刻は11:10。
参道の商店街にやってきましたが平日にもかかわらず人出が多く驚きました。
前もって調べておいたので休日、祝日は避けようと考えていましたが予想よりもだいぶ多い上、外国人にも人気なのは意外でした。
食べ歩きするならこのエリアですがオススメは梅ヶ枝餅。
梅ヶ枝餅のお店はいくつもありますが中村屋さんのをいただきます。
粒あんなのになめらかで温かく、皮はパリッとしていてとてもおいしいです。
空腹だったら各お店で食べ比べしてみても面白いかもしれません。
鳥居をくぐった後は参道を進んでいきますがとにかく人が多くてゆっくり歩ける感じではありませんでした。
本殿と入り口の間には太鼓橋であったり、参道自体に起伏があったりと特徴的なものになっているので混雑を避けられればもっとじっくり観察できたんですが。
本殿は今は「仮殿」 完成は2026年頃
本殿に到着。
本殿といっても現在(この日は2023年11月)は「仮殿」に参拝することになります。
厄除けのご利益もあるということなので、この旅行の安全祈願をしました。
おかげさまで旅行中大きなトラブルに見舞われることなく、無事に東京まで帰ってくることができました。
本殿は大改修工事中で約3年かけ、2026年ごろに完成する見込みです。
完成した姿も見てみたいですね。
本殿の裏、歴史館のさらに奥にはたくさんの梅の木が植えられています。
見頃は2月から3月頃。
太宰府は梅に縁があり、梅が京都から飛んできたという「飛梅伝説」があり、本殿のとなりのご神木は樹齢1000年をこえ、他の梅よりもひと月早く開花が始まるそうです。
他にも境内にはたくさんの絵馬がかけられていたり、そのほとんどが合格祈願であったり
大河ドラマの「麒麟がくる」のモデルともいうべき麒麟(キリン)像と鷽(ウソ)像の並んでいる姿も見られます。
ここでは一年についた嘘を誠の心に替える「鷽かえ神事」なども執り行われています。
ガラス張りの九州国立博物館で歴史に触れる
太宰府をぐるっと一周していると面白い看板を発見。
遊園地があるそうなので足をのばすことに。
おそらく「はじめての遊園地」のようなコンセプトで、幼稚園から小学生までをターゲットにしているのか小さめのアトラクションが詰まっている印象でした。
大きなテーマパークもいいですがこういった遊園地も結構好きです。
子供がいたら本人が嫌がっても無理やり楽しんでしまいそうです。
遊園地を見るために来ましたが何やらまた面白い看板と入り口が。
どうやら博物館の入り口の様ですが、せっかく来たので行ってみることに。
まずはとんでもなく長いエスカレーターを登っていき、その先は空港のような直線のオートウォークを進んでいきます。
長い通路をこえるとそこには一面ガラス張りの建物の九州国立博物館が現れます。
晴れていると雲や緑が反射しているのがはっきりと映っていて美しいです。
建物内も近代的というかとにかく天井の高さに驚くばかりです。
中学生の頃の社会科見学以来の博物館ですが、自分の足と意思で選ぶとどうもテンションが上がってしまいます。
入館料は700円。
3Fのメキシコ展も気になりましたが4Fの文化交流展示室の方へ。
展示室内は海外との文化交流の歴史を時代ごとに合わせて展示されています。
入り口から右回りで縄文時代から江戸時代までだんだんと時代が進んでいくので、時代の流れや技術の進歩などが理解しやすい展示になっているのは嬉しいです。
いくつか展示物を紹介します。
この大刀は3mほどの大きさで武器としての実用性はなく権威を示すものとして使われていました。
こちらは埴輪。
人型以外も埴輪と呼ぶのをここで初めて知りました。
面白い形からちょっとかわいいものまでバラエティーに富んでいます。
他にも模様に様々な色が使われている焼物などの調度品は、細かいところまで丁寧で美しいです。
当時は交易品としての役割もありそうですね。
九州国立博物館は時期によって展示物が違うため、太宰府天満宮観光の際に興味のある展示があれば寄ってみるのも面白いです。
時間が押してきたため駐車場へ戻ることに
もう少しゆっくり見て回りたかったですが、この後は熊本城まで向かう予定なので早めに切り上げることに。
時刻は12:40。
ただ、ランチだけは一蘭の場所を抑えておいたので寄りたかったのですが考えが甘すぎました。
お昼のピークでしたが平日ならいけると思っていましたが残念ながら30人以上の待ち。
諦めて次の目的地の途中のPAで食べました。
ここまで見ていただきありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
次回は熊本県の中心地、熊本城です。
築城の名手、加藤清正が造り上げた熊本城の観光の様子や魅力を伝えていきます。
良ければ次回もお付き合いいただければ嬉しいです。